医師から処方される医療用医薬品には、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)の2種類があります。先発医薬品の特許期間が切れたあと、ほかの製薬会社がほぼ同じ成分を利用してつくった薬がジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同等の効果が得られて、研究開発費が新薬より少なくてすむため値段が安い(先発医薬品の2~8割程度)のが特徴です。
花粉症の場合、薬を使用する期間は年間でも数カ月に及びますし、家族のうち数人が花粉症の治療をしている場合は薬代もかさみます。花粉症の薬にもジェネリック医薬品があるので、医師や薬剤師に相談してみましょう。
ジェネリック医薬品に替えるとこんなにお得
【例】内服薬を1日1回1錠、3カ月間服用した場合(3割自己負担の場合)
*薬によって金額が異なります。また実際には、薬そのものの金額のほか、薬局での調剤料などがかかります。
花粉症の治療に用いられることが多い先発医薬品に、どのようなジェネリック医薬品があるかご紹介します。
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内服薬 ![]() |
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点鼻薬 ![]() |
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点眼薬 ![]() |

日本ジェネリック医薬品学会が運営するホームページ「かんじゃさんの薬箱」では、あなたが使用している先発医薬品のジェネリック医薬品を検索することができます。また、ジェネリック医薬品を積極的に取り入れている医療機関を探すこともできます。ぜひご活用ください。
・日本ジェネリック医薬品学会 「かんじゃさんの薬箱」
・日本ジェネリック医薬品学会 「かんじゃさんの薬箱」

